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超豪華絢爛 クリスのお庭
(事情により上記画像を削除しました。2009/11/19)





クリスにいじめられた坊や


おことわり

このお話は実在の人物をモデルにしたものではありません。また実在の誰かを念頭に象徴
化したり揶揄しようとしたりして書かれたものでも決してありません。これは純粋極まる
ナンセンス童話なのでアリマス。





 その日も坊やはスキップも軽やかにグリムの森へ出かけていきました。いつもの大きな
切り株に立って「ネエチャ〜〜ン、ボウヤダヨ〜〜!」大声でよびかけますと、たちまち
一陣の風がまきおこり青い鳥が飛んできました。


 「わ〜いねえちゃん!さびしかったよ〜〜。あいたかったよ〜〜。」

 「あまえた坊やね。きのうあったばかりじゃない。さあだっこしたげる。」


 坊やはクリスのやわらかでふくよかな胸に顔をうずめるときが一番のしあわせなのでし
た。クリスはいつものようにきつく坊やを抱きしめ、

 「可愛いわね坊や。可愛くて可愛くてたまらない。食べちゃいたいくらいよ。」

 と、型どおりのせりふを艶やかな甘い声でいってくれました。坊やはふといつも尋ねた
いと思いながらもクリスに抱っこされると忘れてしまうことを思い出しました。

 「姉ちゃん前から聞きたかったんだケド、どっから飛んでくるの?。」


 「まだ坊やに教えてなかったわネ。クリスは雲の上にある夢の花園に住んでるのヨ。そ
うだ一度連れてってやろうか。」


 「ホント。わ〜いうれしいな、お願い連れてって。」


 「そんじゃアタシの背中に乗ンナ。落ちないようしっかりつかまってるんだヨ。」

 こういってクリスは青い鳥になり坊やを乗せると大空めがけて飛び立ちました。

 「ウワ〜〜こわい!」高所恐怖症の坊やは叫びました。青い鳥はおかまいなしにものす
ごいスピードで天を目指しました。坊やは怖くて怖くて死に物狂いで腕をまわしクリスの
胸のふくらみのあたりをキツク掴んでおりました。


 「イタイワネ坊や。チョット変なとこ掴むんじゃナイッタラ!イヤラシイコネ。イイカ
ゲンにしないと振り落としちゃうワヨ。」


 でもじきに雲の上にでてクリスのオウチに着いてしまいました。それは坊やが見たこと
もない見渡すかぎり色とりどりの花また花に溢れたところでした。とってもいい香りがい
っぱいに漂っておりました。チョウチョもいっぱいヒラヒラ舞っておりました。可愛いエ
ンジェルたちもお空で遊んでおりました。坊やはもうポカンと口をだらしなく開いたまま
アッケニトラレテ眺めているだけでした。

 「どうしたの坊や?」という声にハッと我に返りました。

 「姉ちゃん、ここは噂に聞く天国なんだね。ヘ〜〜〜〜〜!こんなスゴイとこに住んで
たんダァ!坊やタマゲチャッタァ。ビックリギョウテンエビテンイカテンダァ!。」「坊
やのオウチニッポンイチノビンボウナンダ。だからこんなすてきなとこ見るとまぶしくて
目がつぶれチャイソウ。」


 「この花園はネ、クリスが毎日一生懸命育ててるの。ここまでにするのはソレハ大変だ
ったんだから。これから坊やを案内したげる。お花の勉強しましょうネ。」


 優しくそう言うと坊やの手を引いてまるで花の海、花の森の中へ足を踏み入れました。
 「この小さな紫の花、かわいくてきれいだろう。何だか知ってる?」「エ〜〜トネ、バ
ラ?」
と答えたとたん、坊やの目から
火花が飛び散りました。クリスが強烈なビンタを
坊やのホッペに食らわしたからです。

 「なにメチャクチャいうか!このクソボウズメ!パンジーとバラの見分けもつかないな
んて許せないマッタク!」「じゃぁこれは?」
「チューリップ?」 
バシッ! 「これは?」 
「桜?」
 バシッ!

 こんな調子でものの5分もたたないうちに哀れ坊やの顔は風船みたいに腫れあがってし
まいました。坊やは泣き出しそうになるのを必死にこらえていました。クリスが人が変わ
ったみたいに怖くなってしまったことは別に悲しくありませんでした。

 「そうだ、これが教育というモンナンダ。愛のムチというモンナンダ。姉ちゃんボクを
思ってくれるからこそナンダ。耐えナクチャ。オトコノコナンダモン。」


 クリスにビンタをくらいながらけなげにも坊やはこう自分に言い聞かせて耐えていたの
でありました。そんな坊やでしたが突然
       
とものすごい悲鳴をあげました。クリスにアソコを蹴り上げられたのではありません。

 「ドシタッテユウノサ。急に大声出して。ビックリスンジャナイ。」


 ケケム〜〜〜〜〜〜ィィィッ!!

 葉っぱの裏にへばりついているソイツを一匹みつけてしまったのです。よくみるとあっ
ちにもいる。こっちにもいる。イッパイモノスゴクギョウサンタクサンイルコトイルコト
イルコトイルコト。坊やには天国が一転地獄になってしまったのでありました。何せ坊や
の最大の願いは、毛虫のいない世界に住みたいというほど毛虫コワかったのですから。

 「ネネネ姉ちゃんボクモウ帰る!ハハハ早く帰して!」

 必死に哀願しました。ところが何としたことでしょう!。クリスはクチヲユガメニヤリ
トワライ、


 「ソウ、ソウナノ。坊やケムシ怖いの?マア何て可愛いコダコト。イイコトキイチャッ
タモンネ。ハハハヒヒヒフフフヘヘヘホホホ。愉快愉快とってもユ〜カイヨ。」


 と薄気味悪く笑いだしたのでアリマシタ。そして特別大きく元気そうに這い回っていた
一匹をつまみあげると、

 「ホウレ坊やコイツなんかドウダイ、カワイイダロ〜〜。」
といって坊やの鼻先へ突き
つけるのでした。

 「ウワ〜〜ッ姉ちゃんヤメテェ〜〜!。」
と逃げ出そうとするのを、クリスは後ろ襟つ
かまえ、

 「
このくそがき!よくも姉ちゃんをバカにしてくれたワネ!ペンペラペンノノータリ
ンデスッテ! アホボケカスインバイシネデスッテ!
メールでそう言っちゃったのであります。
くそがきと怒鳴り返されたのも本当デス。)ヨクモヨクモこのクリスサマに向かってそんな口がきけた
もんだ。アタシヲナメンジャネエ。お返しはキッチリさせてもらいますワヨ!。」


 モガモガと指のあいだでくねっている毛虫を、クリスは残酷にも恐怖に顔を引きつらせ
いる坊やの背中に入れようとするのです。


 
「オネガ〜イヤメテ〜〜〜!ボクナンニモシラナイヨ〜〜!ソンナコトイッタオボエナ
イヨ〜〜〜!」


 坊やは声を限りに叫びました。実際坊やの言うとおりなのでした。クリスは他の誰かと
勘違いしているのです。でも完全に復讐の鬼と化してしまったクリスには通じはしません。

 くそがきメ、背中に入れられるのイヤだったらクリスの言うこと何でも聞くか!。」

 「キクキク!毛虫でなかったら何でもイイ。お尻一万回ブッテモイイ。ノツボハメテモ
イイ。カラダジュウニオキュウスエテモイイ。オンナノコノマエデフルチンニサレテモイ
イ。だから毛虫だけはカンニンシテェ〜〜!。」

 
ソウ、ソンジャクリスモオンナノコダカライマスグネエチャンノマエデフルチンニ
ナッテミナ。サ、ハヤク!」


 坊やはアッという間にスッポンポンになりました。この際恥ずかしいなどと思ってる余
裕はありません。クリスはニヤニヤしながら大きな木の根本へフルチン坊やを追いたて、
いつの間に用意したのかロープで幹に身動きできないほどギリギリに縛りあげました。そ
して開陳されてしまった坊やのちんまい坊やを指でピンピン弾きながらいいました。

 「ザマないわね坊や。これ何よ。まるでしおれたトンガラシじゃナイ。こんなもの役に
立つの? 姉ちゃんが大きくしてやろうか。ホレこうしてね。」


 先っぽをつまみギューッと引っ張りました。

 「イタイッイタイイタイッイタイイタイヨォ〜〜ッ!!。」

 泣こうがわめこうが聞く耳持つような優しいクリスであるはずがありません。まるでチ
ューインガムみたいにノビていきます。1メートルほどもノビたでしょうか。もうこれ以
上はムリと思われたその時です。プチンとねもとからチョン切れてしまったではありませ
んか。

 「ア〜〜ッエライコッチャ〜〜!坊やの大事なものナクナッチャッタァ〜〜!。」「オ
トナなってもキモチイイコトデキナクナッチャッタァ〜〜ッ!。」

 『クソォゥ!鬼ババアのクリスメッ!。』

 といいかけて慌ててヤメました。毛虫で脅されるのを恐れたからです。クリスはちぎれ
て元のサイズに戻った指にはさんだソレをシゲシゲ眺め

 「コレはナニのときの感度アップに効くってキイたことあるけどホントかしら。タメし
てミ〜ヨオット。」


 といってポイと口へ放り込んでムシャムシャ食べてしまったのでアリマシタ。

 「オエッ!なんてマズイノ。ユルセン!」バシッバシッバシンと坊やのほっぺに思い
っきり往復ビンタを食わせたのでアリマシタ。

 「サア可愛いアタシの坊やちゃん、いよいよこれからメインイヴェントにハイルトシ・
ヨ・カ。」

 こう楽しそうにいうと手の指を胸の前で組み、目を閉じ何やらブツブツ呪文をトナエは
じめました。よく聴くとこう言っているのでした。

 「アタシノカワイイムシタチヨミンナミンナデテキナサイミンナシテコノクソガキノカ
ラダジュウハイマワッテヤリナサイクルイジニサセテヤッテモカマワナイワヨ。」

 出てきましたデテキマシタでてきました。花園のいたるところからゾロゾロゾロゾロ
ゾロゾロゾロゾロゾロゾロ
・・・・・・・・・・。毛虫だけではアリマセン。アオムシゲジゲジ
ムカデミミズナメクジ
・・・・・・。地面が隠れるほどの大群をなしてスッポンポンのまま木
に縛りつけられたチンナシ坊やめがけてモゾリンコモゾリンコモゾリンコモゾリンコ
押し寄せてくるではありませんか。

  ギャーッギャーッギャーッギャーッギャーッギャーッギャーッギャーッギャーッ
  ギャーッギャーッギャーッギャーッギャッギャッギャーッギャッギャッギャッ!
   

 坊やの断末魔の絶叫が広い花園中にナガクながく長く響きわたったのでアリマシタ。
その時です。

 「ヤメナァ−ッ!」「マチナ−ッ!」「ソコマデヨ−オッ!」

 と黄色い怒声とともにドヤドヤドヤッと大勢の足音が響きました。何とグリム軍団でし
た。花園のお空から目撃したエンジェルが、これは大変とグリムの森に急を知らせ、みん
なして坊やを救出に馳せ参じたのでありました。メンバーにはオズの魔法使いはもちろん
のこと、セーラームーンやアルプスの少女ハイジ、ジャンヌダルクまで特別参加しており
ました。何とナント親指ほどのちっちゃなオヤユビヒメまで来ているではありませんか。

 「何てヒドイことするのヨ!」「このオニババア!」「ユルセナイワッモウ!」「坊や
もうダイジョウブ安心シナ!」

 などと口々に叫びながらクリスを取り押さえねじ伏せてしまいした。虫の大群はオズの
魔法使いが花吹雪に変えてしまいました。

 戒めから開放された坊やは一番近くにいた赤頭巾の胸に飛び込んで
 「コワカッタヨ〜〜!コワカッタヨ〜〜!」と泣きじゃくるのでした。

 「オオヨシヨシ可哀想に可哀想に、恐ろしい目にアッタワネ。アタシたちがいまカタキ
とってやるからネ。」


 
「坊やとおんなじカッコウニしてやる!」と誰かが言うと期せずして「ソウダソウダ
ハダカニヒンムイテツルシテシマエ!」
と大合唱が沸き起こりました。

 クリスは寄ってたかってたちまち身ぐるみはがされ木の枝から下ろしたロープで両手を
高々と縛られ吊されてしまいました。つま先立ちでやっと体重を支えております。何とも
眩しい光景でした。ピンクのほんのりさした真っ白な体を隠すものは糸一本ないのです。
何もかもゼェ〜〜〜ンブマルミエデス。
 ヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・
(誰でしょう下品に笑ってるヤツは)。

 坊やを除いて見物人は女ばかりというのがクリスにはせめてもの救いでした。それでも
やはり恥ずかしさのあまり、目を固く閉じ顔をいっぱいにそむけておりました。

 「エエイナニヨコノゴクアクヒドウノ
ドスベタメテンニカワッテオシオキヨ

 と真っ先に前に躍り出たのは、元気イッパイ正義感のかたまりゲスト参加のセーラーム
ーン。バシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッと強烈な往復ビンタ百発。サイゴに
仕上げとばかりクリスのオナカに飛び蹴り一発。クリスたまらず「グェ〜ッギャオゥ!」

 お次に登場はアルプスの少女ハイジ。

 「アタシネ、優しいからみんなみたいにヒドイコトヨウシマセンノヨ。クリスちゃんを
スンゴクヨロコバセタゲル。」


 こういってノーガードのワキノシタをコチョコチョやりはじめました。

 「フヒヒホヘヘガハハキャハハヤメテヤメテクルシイヤメテシニソウ。」

 「ナニイッテンノ嬉しいから笑っテンデショ。モットヨロコバセタゲル。」


 と執拗にくすぐり続けます。恥ずかしいところもアラワニくねくね腰をくねらすクリス
の悩ましさといったらアリマセン。男ならもう我慢できないところです。

 三番手は白雪姫。

 「マア、アタシより色白ジャナイ。許せない。それにナニヨ、50のオバハン(??)
のくせしてこの艶っぽい色気ムンムンのイヤラシイカラダ。男どもをミンナトラレテシマ
ウハズダワ。クヤシ〜〜〜〜イッ!」


 こう歯ぎしりして言うと、クリスが坊やのオチンコ引っ張ったみたいに、クリスの形よ
いオッパイの先っぽのサクランボをちぎれんばかりに思いっきり引っ張ったのです。

 「イタアァ〜〜〜〜イイタイイタイイタアァ〜〜イ」泣きわめくのオカマイナシ。引き
ちぎれないとみるや、こんどは両のオッパイをつぶしてヤルとばかりゲンコツラッシュ。
 
ギェ−ッ!ギャァ−ッ!グェ−ッ!とクリスの悲鳴。

 次なる選手は赤頭巾。

 「よくもアタシの可愛い坊やをトッタウエニイジメテクレワネ!モウショウチシナイカ
ラネ!おまえのいちばん好きなものアタシ知ってンダ。」「オズの魔法使いのオバアサン、
ちょっとそこに落ちてる枯れ枝鞭になるような細い蛇に変えちゃって。」

 「ガッテンショウチノスケ。」
と魔法使い。蛇を掴んだ赤頭巾ちゃん、まずそいつをク
リスの鼻先へ持ってきて「カワイイダロウ〜〜。サアテドコニハワセテヤロウカナ〜。」
と楽しそうにいたぶります。ガタガタガタガタガタガタガタトハゲシクフルエルクリス。

 「オ、オ、オ、オネガイ、ソ、ソ、ソレダケハヤメテェ〜〜〜ッ!モ、モ、モ、モウシ
ナイヨォ〜〜〜!ユルシテカンニンシテェ〜〜〜!」


 わめき哀願するのを完全無視。蛇をクリスの首筋あたりにヌメヌメ這いまわらせるので
アリマシタ。

 「キェ〜ッキェ〜ッキェ〜ッキェ〜ッキェ〜ッキェ〜〜〜〜〜ィィィ!!!

 吊され逃げようのないクリスは首を激しく振り髪ふり乱し喉が破れんばかりに絶叫しま
す。更に今度はその蛇をムチにしてまっすぐに伸ばされたクリスのなまめかしい裸身にビ
シッビシッビシッビシッビシッビシッと容赦なく力いっぱい打ちすえます。クリスの白い
肌にはたちまち無数のミミズ腫れ。乳房といわず腹といわずフトモモといわす背中といわ
ず尻といわず。

 いやはや何とも残酷なグリム軍団の面々。坊やのカタキとっている正義の行いだけだと
はとても信じられません。クリスといいグリムのアイドルたちといい、女の本性とは
ゲニオソロシキザンニンナルモノデアリマスコトヨ!


 凄絶なリンチはまだまだ続きますが、それらは詳しく描写するのがハバカレルホドノモ
ノスゴイものでありマシタ。ここでは簡単に紹介するにトドメマショウ。

 シンデレラはクリスのアソコに太い蛇を突っ込みました(引き抜いたとき蛇のアタマは
グシャグシャにつぶされておりました)し、マッチ売りの少女はやはりクリスのアソコを
マッチの火で焼きました。親指姫なんかジャンヌにその高さまで持ち上げてもらいちっち
ゃな口ながらもクリスのアソコの肉を食イチギランと狂ったように噛みついたものでアリ
マシタ。

 クリスはいつまでも絶えることなく続く激痛にモウ失神寸前です。とどめはオズの魔法
使いでした。魔法でノツボをクリスの頭上に出現させるとそれをひっくり返したのです。
大量のクサイヤツはクリスの口の中鼻の穴目の中にも入ってしまいました。白い奇麗な裸
身はスッカリウンコマミレになってしまったのでアリマシタ。

 気丈なクリスでしたが、ここまでされるとさすがに大声で泣き出しました。そんなクリ
スをサディストの権化と化したグリム軍団の面々はヤンヤと囃したてるのでありました。

 ここでこれまでワリトおとなしくしていたオーロラ姫が世にも残忍な提案をおこなった
のです。クリスには死刑宣告よりも千倍もソレハソレハオソロシ〜〜イ内容でした。

 「アタシネこんなお話聞いたことあるノ。その昔ネ、中国のナントカいう女帝がネ、自
分よりキレイな女をネ、憎らしく思ってネ、手足切り落としてネ、目玉くりぬき耳鼻ソギ
落してネ、歯もゼ〜ンブ引き抜いてネ、それでもってカワヤに漬けてネ、生かしておいた
んダッテサ。ソレどうかしら。」

 「大賛成!」「最高よソレ!」「スバラシイアイデアダワ」「ヤッチャエヤッチャエ」


 ミンナみんな嬉々としてオーロラ姫の提案に手を叩いて賛同するのでした。寒けするほ
どオソロシクザンニンナグリムノアイドルタチ。

 一方フルチンチンナシ坊やはそのアイダジュウどうしていたのでアリマショウカ?。は
じめのうちは憎いクリスがヤラレルのを手を叩いて見物しておりました。でも赤頭巾が蛇
の鞭で吊り下げられたクリスをビシビシ打ちまくるのを見ていると何だか少し可哀想にな
ってきました。マッチ売りの少女がクリスのアソコを焼いてクリスが自由にならないカラ
ダを激しくクネラセ狂おしく絶叫するのを見たときは、思わず「モウカンニンシテヤッ
テ!」
と叫びそうになりましたが、鬼気迫るみんなの迫力に圧倒され言葉にならなかっ
たのです。でもウンコマミレにされ泣き叫ぶクリスを見るに及んでとうとう坊やも泣き
出しました。グリムの森で毎日のように抱っこしてくれた優しいクリスを思い出したの
です。

 オーロラ姫が世にも恐ろしいアイデアを持ち出すに及ぶと遂に坊やはスックと立ち上
がりました。吊られたクリスの前に駆け寄り大の字になってガードし天にも届く大声
(オットここは天でした)で叫びました。

ソンナコトサセナイゾ!!

ゼッタイこの坊やが許さんゾオッ!!

クリス姉ちゃんは坊やのイノチダァ!!!

     坊やのイノチダァァァ〜〜〜ッッッ!!!!


 あまりの坊やの形相ケンマクにさしもの喧騒狂乱していた女夜叉みたいな軍鶏の群れ
は冷水を浴びせられたように静まり返りました。

 「何よワザワザタスケにきてやったのに。」「坊やのカタキトッテヤッテルというの
に。」「また毛虫でイジメられてもシ〜ラナイカラネ。」


 などとブツブツステゼリフを残してみんな引き上げていきました。オズの魔法使いだ
けは年取っているだけあってこんな坊やをケナゲに思い、魔法をかけて坊やのチョンギ
レタものを元に戻してくれました。クリスのカラダも元通りキレイにしてくれました。

 自由になったクリスは坊やをシッカリ抱きしめ

 「ゴメンネアリガトネユルシテネ。坊や好きよ。大好きよ。スキスキスキスキダイス
キダイスキダイスキダァ〜〜〜イスキヨ!!!」


 「坊やも姉ちゃんスキスキスキスキスキダイスキダイスキダァ〜〜〜イスキ!!!」


 ふたりは泣きながらいつまでもいつまでもカタク抱きあっておったのでアリマシタ。
そうそうふたりともまだスッポンポンのままでしたネ。そのあとクリスと坊やがナニヲ
シテドウナッタハカダアレモシラナイコトデアリマス。うまいことやっとりまっしゃろ
かなあ。・・・・




おしまい





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