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このこの度(2008年5月)思い立って、積年の懸案でもあった
音響照明に関する独自の案件
(今となってはもはや独自とも言い難いようですが)を
ここに披露することにいたしました。




私は大昔より「光のオーケストラ」なる音響照明システムを夢想しておりまして

第九○の○典

(第九の合唱は勿論人間様)


恥ずかしながらそのために夢中になって作ったものでありました。
(今となっては全くのお笑い種には違いありませんが。)

第九のデータを一年がかりで仕上げた頃
シドニーオリンピックのテーマ音楽に第九が内定

なる新聞記事が目に止まり、絶好のチャンス到来とばかり

オーストラリア大使館宛てに打診の手紙を出したところ
(どうせ無視されるのがオチだろうとは思いましたが)

まさかの返信をもらったのであります。
(それをどこかのページに掲載しています。)

手紙の指示に従い組織委員会宛てに企画書みたいなものを作成し送ったところ

しばらくしてマネージャーを名乗るお方から

丁寧な断りの返信が届きました。(残念ながらそれは紛失。)





以下に述べるアイデアは

たぶん何百何千億円も投入しなければ実現できそうにありませんから、
(それこそ国家予算でも!)



にはちがいありませんが、

話だけでもお聞き願いとうございます。

では以下、それについてごく簡略ながら説明いたします。





もう20年ほど昔のことですが、我が家にてシステム100Mという

図体の大きな(アナログ)シンセサイザーを相手にデータを作っている時

部屋の照明を消すと、機械のパネルにはめ込まれた

 緑  といった何十、何百というインジケーターが
(100Mが8台もありましたので誇張ではありません。)

宝石をちりばめたよう闇の中に浮かび上がり

音楽に同調して点滅します。

それはまるで美しく鮮やかな
ミニ夜景 の趣で、あたかも



にいざなわれたようにも感じられ

感動的でさえあったのを憶えております。

プラネタリウムが実際の夜空ほどに大きく深く見えてしまうように、

暗闇では距離感がつかめないため

小さなスペースにもかかわらず深い奥行き感があり



という形容が決してオーバーではないほどでありました。



そうしたある時ふと

これを大規模にすれば
という考えが閃き



のアイデアを着想するに至ったのであります。






システム100M(一台分)

記憶によれば、30×50×奥行き20cmくらい。
重量もかなり重く、20kgは超えていたように思います。



現在ではこの大きな機械の何百倍もの機能
縦10cm足らず、横20cmくらい,、奥行き20cmくらい
(うまくすれば片手の掌に載りそうな)の小さな箱に
凝縮されています。


現在使用中のSC8850



上の写真と同縮尺ではありませんが感じとしてはこんなもの。
第九などもこれ一台で鳴らしています。)


まさに隔世の感!



システム100Mを8台(4台×2段)積み上げた様子。
(通常は↓のように無数のパッチコードが差し込まれています。)

写っているジンブツは恥ずかしながらワタクシ。






光のオーケストラ構想を一言で表せば、


ということに尽きます。

コンピュータから出力される音楽信号を照明設備に直結し
音楽進行に伴うその刻々の変化を
ダイレクトに照明変化として表す

という構想であります。例えば

アッ、もう一点忘れていました。


として表す,
という具合にいわば



してしまおうというわけであります。




近年MIDIと照明を連動させたかに見える


という装置が開発され盛んに利用されているようですが、
似ているようでも厳密には私が思い描くものとは違います。





以下は昔から頭に焼き付いて
離れないイメージです。


広大な空間に幾万幾十万と散りばめられたイルミネーションとスピーカーシステム,

それらがフルオーケストラサウンドの躍動と完全に一体となり、

明滅し大乱舞する。

パンニングさせた音が光点と化して空を駆けめぐり、

グリッサンドは天へ昇っていく。

ビブラートに光りは震え,パーカッションはあちらこちらで花火となって弾ける。

ピアニッシシモに始まった弦のスタッカートに、

初めは弱く暗くゆっくりと脈打っていた光群は、

楽器の増加につれその色彩を豊かにし、

クレッシェンドと共にアッチェランドして次第にその光輝と脈動の速度を増し、

やがて加速度のついた連続フラッシュのような烈しい拍動に変わり

フォルティッシシモに至り耳を聾する大音響と

瞼を射抜く極彩色の光の大洪水となって、

ついには観衆をその

激流に呑みこんでしまう…。




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