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戦争と宗教



その2


 前回はカンジンなことまだしゃべってヘンダワナ。宗教みたいなチャチな子供だま
しにナンデミンナいちころに騙されヨルノカ
を。前回の私メの発言を思い出してオク
レヤス。

 
時を超え場所を超え宗教なるものは存在するそうですネ。絶海の孤島の未開部落
ソレラシキモノはあるそうデッセ、お姉様。とにかく何時如何なる時代をみても、世
界の如何なるポイントをとってみても、人間様のイルトコロ必ず間違いなく
百%の確
宗教は存在イタシマスル。(紛争戦争も同じコトこの点特にご留意を。)

 このことを言い換えれば、その原因理由は問わないとして、現象的には

宗教なるものは
人類生存存続には必要不可欠

 
いうことにナリャしないかと思うわけでありマス。あたかも
食料のように。睡眠のように。あるいは男女の交接のように。

ソレなくしては
人間オカシクナッチャウ

みたいでゴワス。つまり生理的にどうしても必要としているみたいでございますヨ。

 なぜそうなっちゃってシマッチャテルのかワカランケド、とにかく人間そのように
できチャッてるミタイどすえ、オネエハン。


  斯くいう拙者
ボウヤ教の教祖であるにかかわらず、
コチコチの無神論者である
とねえ
さんヨウ知ったハリマッシャロ。そんなぼくナノニ、盆正月彼岸の墓参りは滅多に
に欠かさないのでござるヨ。

 またゲンもかついだりシトリマッセ。一番星に向かって大声で


「クリスノバ〜〜カ!」
と叫んだ日にゃお姉様のメール頂戴できるとかイロイロ。


 塀にタチションされて困り果てた家主がその場所に
鳥居の絵を描いたらピタリとそ
れがヤンダとかの話も聞き及ンドリマス。
夜の墓場に独り行くのは怖いもの。

 何かそういう不合理な超自然的な得体の知れないことに対して、無意識的に
ココロ
の原始的深層
(ある精神医学者のお言葉借用)で恐れオノノイタリ憧憬をイダイタリ
するみたい
ですネ。UFO然り、スプーン曲げ然り、ネッシー雪男も同類

 私メにはどうもこういうココロの働きと、
神様仏様へのまるで磁石に鉄粉のかくも
強力な
人間様の吸引され方が同根みたいな気がてショウガオヘンノヤ。その同根なる
ものの正体が如何なるものかはサッパリワカリマヘンケドネ。

 その答は追求しても結局ワカラヘントオモイマッセ。もし答見つけたように思えて
も、それは最終的な正解ではないような気がしまんにゃワ。

 ナンデカユウト、たとえば
性欲は子孫を残すタメニアルというようなもんデッサカ
イナア。アレハキモチエエサカイスルモンデッシャロ。シタイカラスルモン
チャイマッカ。あんな重労働、快感アラヘンダラヤルヤツオマヘンデ、ホンマ。
おま
けに
キタナラシラシイシ格好わるいヤンケ

 それでも人類がなぜ宗教なるものを必要とするかについて果敢に説明試みた御仁がおります。
有名な
「裸のサルの著者、デズモンド・モリスというイギリスの動物学者。

 
モリス先生のたまもうていわく、それは
「遠い昔だった頃の記憶」ダッテサ。

 どういう意味かと申しますと、

人類の先祖オサルサンが群れをなし

草原で生活しておった頃の群れのリーダーへの

絶対的信頼帰依、服従盲従のナゴリ、

いわば盲腸尾てい骨のようなもの

だというわけでオマス。


 自分たちには予期できぬ様々な危難から守り救い、かつ安全地帯へと導いてくれる


ボスザルへの遥かなる

記憶、憧憬

をして神仏希求さしめる

 というわけでオマス。つまり
遺伝的生理的現象というのがモリス説。

 言われてみればナルホドとも思えマッケド、ナンカ壮大な仮説に過ぎン気もシマン
ニャケドどないなもんでゴザイマッシャロネ。

 とにかくもマア、ボスザル云々はさておいても、
モリスセンセのいうとおり、


遺伝的生理的現象、

食欲性欲と同列に比すべきが宗教心

正体であるのは確実!


 だからワタクシは
教心

ならぬ

宗教欲


と呼びたいのでアリマス。


 そこにツケコンドル
アクドイヤツラ宗教屋なんですよ。心がハラペコの人間ウヨ
 ウヨしていて客は掃いて捨てるほどオル。おまけに心の空腹満たすに客は金に糸目
 つはつけないときている
更に更に食堂レストラン経営のように元手がいらない。口
 ひととつあれば商売できる
やり方間違えなければナンボでも儲かる。世の中これ
 どオイシイボロイ儲け話オマヘンデ、ホンマ。



乞食三日やったらヤメラレナイ

坊主一日やったらヤメラレナイ

とはヨオユウタモンヤ。



 なんせ
"
入れ食い"ドッセ。日本という釣り堀は。宗教欲に飢えた魚
 かり人口の何倍も放流サレトリマンニャサカイナア。餌は簡単なセリフでジュウブン。

 「我欲を捨て神様にお布施なさい。
さすれば苦から解き放タレン。」とか「汝の業病不
 信心故。我が神に帰依し浄財お供えすれば
タチマチ回復。」とか。
「神に背けば地獄に
 堕ちるゾ」
とかいって脅しにかけるのも効果的。


宗教欲

ハラペコ魚

ガバァ ガバァッ!

となんぼでもいつきヨリマスワナア。






 コレデワカッタケ、ネエハンヨ。なんでこんなに馬鹿馬鹿しい子供騙しに皆が皆引
っかかりヨルカ。生理現象なんでゴザイマスカラネエ、ショウガオヘンワナア。喉が
乾いたら水飲みたくなるのは人情チュウモンデッサカイナア。

 ケドマアよく考えてみれば需要があるから供給あるわけでチャントバランスとれて
いるといえばとれている。シカレドモ、



求める者もモトメルモノ、

与える者もアタエルモノ。

ゲニオロカシクモコッケイナルニンゲンカイ

デアリマスコトヨノウ!

 なんせ心の中はオサルサンの時代からアンマリ進歩してへんのやサカイナア。

  ここでこんな理屈持ち出してくるヤツがオルカモシレン。

 「宗教は人類必須のものなり。すなわち人類の精神的支柱なること明白なり。
シカラズンバ正当に評価しこそすれ、否定し去るとはナニゴトゾッ!」



 これは一見マトモな論法にミエマッケド、
ホンマハゼ〜〜ンゼンマトハズレモエエトコデッセ。
ナンデカワカルケ、ネエハンヨ。
ネエハンノペンペラペンノノウミソデハチイトナンダイヤモンナア。
ヒントオシエトイテヤルサカイジックリカンガエトキヤ。
ソレデモワカランカッタラボーヤネエハンノカオニ
オオキナハンコベタァトオシタルデ。
ノータリンチュウ。オマケニモットオシタロカ。

アホボケカスハクチインバイシネ。
オナラカマシタルゾ。ウンコナゲツケタルゾ。

ひんとせんそう。 

オコッタケネエハンヨ。オコレオコレナンボデモオコレ。


ベ〜ダ!
















上にミルごとく、ワタクシ、ここで一時的にハッキョーいたし、
以下しばらくメチャクチャ書いておりますゆえ、
その部分を
カットのうえ次回にヒキツギマス。


次回へ


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