しりいず
あ | 【2】 |
あ |
▼ 死の恐怖と不死の発明 |
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死後もなお生き続ける! |
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タマシイなるものが死体を抜け出し、天国なり地獄へ導かれ永遠に生活ス ル。もしくは"輪廻"という巧みな考えを発案し、「死んでも生き返れる」こ とを保障スル。 いずれにしても「完全なる死」「完全消滅」を拒否センとする考えでオマ ッシャロ。 墓参りなる行為は、その気持ちのひとつの表現形態といえマッシャロネ。 「ナンニモナイモノ」─単に墓の形をした石だけ拝めゆうても無理デッシャ ロ。「お墓には先祖の霊がヤスラカに眠ってオワシマス」と思うからこそ、 お花やお菓子お供えし墓石に合掌しコウベを垂れるわけですヤンカ。ちごう とりマッシャロカ、ネエサン。 ともかくもマア強調いたしたいのは、いかにワタクシタチの気持にとりま して"死"、それも「完全なる死」「完全消滅」というものが受け入れ難い 現象であるかということでゴザイマス。そんなことゼッタイあってはならナイの でございマス。もしかして「宗教」なるものの存在理由のひとつには、こん なところにもあるのかも知れまヘンナア。 ニモカカワラズ! にもかかわらず人間界におきまして「完全なる死」を 願い"自殺"という現象が頻発いたしておりますのは、思えば実に摩訶不可思 議極まることでアリマスガ、ここではそれを深く追求しないでおきましょう。 なぜなら自殺は"死"の問題ではなく"生"の問題であるからでアリマシテ、本 ロンブンの守備範囲ではないからでアリマス。 |
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次号に続く |
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