しりいず
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▼ 死は存在しないことの証明 その3 我輩の大発見[A] |
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本来ならここで「生と死」に関する私メの"世紀の大発見"につきまして滔々 とまくしたてたいところでありますが、それはお姉様にはすでにセッサク寓話 「アイントン博士の大発明」にてその大意をご紹介いたしてオリマスモ、 |
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とのジツにありがたくもモッタイナイご感想をゴ頂戴(メッチャハラタッタゾ! クリスメッ!)いたしておりますレバ、この際ウッチャッテおこうと思うわけで ゴザイマス。たいへんシツレイながら、私メの"世紀の大発見"は、ねえさんの ペンペラペン、アッ違うチガウ濃密なる脳味噌では歯がたたないこと明白でオ マスさかいナ〜。 ▼ 死は存在しないことの証明 何と驚くべきことに、この大天才ボーヤはもうひとつ別に"世紀の大発見"を いたしてオリマスル。しかれどもそれについて詳述いたしますレバ、それこそ また、「ツマンナ〜〜イ」を百回も連発されかねませんので、ここでは概略を 述べさせていただくにトドメマッサ。 大 輪 廻 電 子 の 正 体 |
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そうかナルホド姉さんを空中に浮かべ分身の術つかいヨッタ目的ワカッタ! ぬうど鑑賞シトルンヤ。我輩も佐助チャンにアヤカリタァ〜〜イ。 「チョットチョットぼーや、この話ドコガ輪廻や量子力学と関係あるってユ ウノヨ?。」 とのお言葉ゴモットモですが、それはスグ明らかにしますサカイ今しばらく ご辛抱を。 サテこの分身の術により球形にお姉様を包囲した無数の猿飛び佐助とソック リ瓜二つなのが、何と驚くべきことに"電子"──今や時代の花形、トップスタ ー"電子"なのでゴザイマス。 原子核なるものを中心として、その周りを回っているのが「電子」というこ とにナットリマスが、その回るアリサマが分身の術の猿飛び君ミタイヤト量子 力学という学問は結論付けているのでアリマス。 ワタクシタチの感覚では、ある瞬間にはモノはワンポイントにしか存在でき まへんでっしゃろ。7月7日正午に姉さまが福岡、東京、上海、おまけに京都 に同時にイルなんてこと天地がサカサになっても無理ドスワナア。電子にはそ んな芸当ができるとゆうんやさかいタマゲチャイますヨネ。(もしこのボクに ソレガデキタラナニシヨウカナ〜。ソウヤ!エエコトオモイツイタ! セカイ ジュウノ何千人ノ美女トイットキニアレシヨオ〜〜ット! モノスゴキモチエ エヤロナ〜。) チッチャナひと粒の電子が、原子核の周りのドコカにオルには違いないのに、 その居場所をつきとめラレナイ。強いていうなら、マルデ分身の術ツカイヨッ タミタイニ |
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同時にどこにでもオル モヒトツユウナラ、原子核の周りに ボヤ〜と雲のように広がってオル |
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大 輪 廻 と 電 子 のフ シ ギ な 縁 |
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現世──まがうことなき絶対確実、今、現在、今世は どこにあっても同じ。 モヒトツ踏み込んでいうなら 同時にどこにも在る。 ボヤ〜と雲のように広がって在る。 |
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ソウ、そうなんですお姉様。「電子の摩訶不思議な生態」について、まさに 「オンナジヨウナコト」をゆうておりましたワナア。 電子もまた、どこか(無限個所のどこか)に位置しているのは絶対確実なの にかかわらず、どこにあるかを決定しようがない。敢えていえば、同時にどこ にも在る。ボヤ〜と雲のように広がって在る,と。 ホウレ、ゴランアレ! ミゴトに結びついたじゃゴザンセンカ!。 |
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大宇宙の大輪廻という超々々々々々大スケールと 電子という超々々々々々小スケールとの この不思議極まる一致! ダカラドウダッテユウノヨ |
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チョ、チョ、チョット待ってくださいマセおねーさん。 「ソレヲイワレチャオシメイ」なんでございます。クヤシイカナハガユイカナ、 ワガハイはいまだそのご質問に答えられないのでゴザイマス。 「宇宙の神秘」という大高峰を八合目まで登り詰めたような気はしておるんで アリマスが、残り「二合」というのがソレハモウ垂直に切り立った断崖のよう でありまして、行方をはばまれハタと立ち往生しておるのでございます。モウ 何十年も一歩も前進カナワヌままにおるのでゴザイマス。 ただ、「モノノアリヨウ」についてのこのモノスゴクオソルベキ一致はただの 偶然ではない気がいたしておりまして、どうもココラアタリに"宇宙の秘密"が 隠されているように思えてならないのでアリマスが。・・・ モットモそうは申しましても、我輩の"世紀のダイハッケン"なるものは、ソモ ソモバカゲタ大妄想に過ぎない可能性もオオアリでありますがね。 「デモマアナントトテツモナイ超特大スケールのボーヤノ頭の中!クリスカ ンシンシタワ。タマゲチャッタワ。モウボーヤメッチャソンケーシチャウ。」 ・・・・ とはユウてモラエマヘンヤロネ。 「アタリキシャリキケツノアナブリキヨ(関西では「当然」という意でこう 言いまんにゃ)。ウヌボレナイデ!ソンナアホミタイナハナシシンジルヒトナ ンカイルモンデスカ。」 ウ〜〜ンウ〜〜ンウ〜〜ン ※ ナンダカ少し本論文の主旨「死は存在しないことの証明」からズレてしま ったオモムキがありますが、「生の無限の繰り返し」はツマルトコロ「死は存 在しない」ことの「裏側からの補強説明」になるんではないかと思うておる次 第でおますニャケドネ。 単なる妄想であるなら、意味なんか蟻サンのオヘソの ゴマほどもオマヘンガネ。 |
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トドメにイマイチド念を押しておきましょう。 無限回数がたった一回にしか捉えられない。また が無限回数のどこかに位置しているのは 絶対確実なのにかかわらず、 どこにあるかを決定しようがない。 敢えていえば、 同時にどこにも在る! |
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次号に続く |
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