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あ | (23) 感動体験 2 | あ |
○ | ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 私の感動体験といっても、その殆どが 映画、音楽など広く世に知れ渡ったものから与えられたものでありまして、 何かで表彰され感激に打ち震えたとかいった 純粋に私事にかかわるデキゴトは残念ながらございません。 そんな中で感動というより嬉しかった出来事をいくつか挙げてみようと思います。 (自慢話になりますのでお聞き苦しい点もあろうかと存じますが、ご辛抱願います。) コンピュータミュージックをやりはじめて2,3年経った頃、 ひとつコンテストに応募してみようと思い立ち バッハのバディネリという小品を作り応募してみたところ これがナントなんと入選してしまったのであります。 しかし私の感動は入選したことではなく、その後ラジオで入選作が紹介され、 その時の番組司会者の女の子のコメントにあったのであります。
次もやはり同じコンテストに入選し東京で授賞式にサンレツした時のエピソード。 上のバディネリの翌年又しても応募いたしたところ連続入賞を果たしました。
表彰式というおよそ私には似つかわしくない式次第も無事終った時のことでした。 主催者側の一人でしょう、会場で世話係りをしていた若い女性が私に歩み寄り、 「白雪姫を作られた方ですか?」 と訊ねるので、ハイと答えると、ヒトコト と言ってくれたのであります。 それを聞き、こちらのほうがイタク感動してしまったのでありました。 それはワガ人生最大の嬉しい瞬間だったといえるかもしれません。 ※当時は勿論アナログシンセで作ったものでありますが、 その後MIDI用にイチから打ち込み直し 現在アップしておりますデータは、それをまた何度も修正しまくったものであります。 ※チャイコフスキー風ワルツとマエオキしているようにクラシック調の曲ですから、 メロディーだけだったものをオーーケストレーションするのがそれはもうタイヘンでござった。 なにせ中学生向けの楽典を手放せないほど音楽知識ゼロでありましたからね。 もうひとつだけワタクシゴトを聞いてクダサイマセ。 もう十数年前のことになりますが、苦心惨憺のあげく
「音色は勿論問わないとしての話ダガ、私の聴き比べた実演よりも アンタのほうが情感ユタカに思った。」 現実にはそんなことはあり得ませんからお世辞半分、いや九割としても、 データを作る者にとってこれほど嬉しい誉め言葉はありませんでした。 ※比較したソリストの名まで聞き及んでおりませんが、 イギリスの若い女性バイオリニストとは言っておりました。 いずれにせよCDを出せるほどのプロには違いないでしょう。 ジマンバナシがつづき辟易なさったことでありましょうが、 次の話はむしろハクジョウするのがハズカシイくらいであります。 これはインターネット接続して間なしのことですから 6年くらい前のホヤホヤのできごとであります。
下手な歌詞であるにかかわらず、余りにも悲しい物語に完全にノまれてしまい、 ナミダが止まらなくなってしまったのであります。 しまいには声さへあげてゴーキューしてしまいました。 自分でもコレハイカンと抑えようとするのですがそうなったらモウダメ! 冷汗ならぬ熱涙百斗も流してしまった次第です。 幸い家族も誰もいなくてハジカカズにすみましたがね。 これはミジメッタラシイ己をマッチ売りの少女に同化してしまう,という 大錯誤を犯してしまったせいでありましょうが、 それにしても と自分でも呆れるくらいでありました。 まだ話は尽きませんが長くなりそうなので 後は次回ということにイタシマス。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ |
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