しりいず
あ | 【4】 |
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▼ 死の階層構造 |
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これは私メのオリジナルではなく既存の考えでオマスが、死について考察 する時、忘れてはならないもう一つ大切な観点がゴザイマス。それは死には 階層というものがあるという事実でアリマス。 ボルボックスとかいう原始的微生物は集団をなしてナント一匹の生き物 に大変身してしまうユウコトらしいデッセ。つまり何万何十万のボルボック ス一匹一匹が内蔵や感覚器官の役割を分担して、全体としてみればマサニ、 一匹の生き物(仮にボルボ君と呼びましょう)になってしまうユウンヤサカ イ驚きですワナア。 ここで一匹のボルボ君に注目してみましょうヨ。キャツはボルボックスの 集合体ですヨネ。一個のボルボックスは細胞の集合体。―─単細胞生物とい うのがいるくらいだから、細胞一個といえども立派な生き物といえなくもな い。また細胞一個はDNAとかRNAとかいう遺伝子の集合体。―─エイズ やらインフルエンザですっかり有名なウィルスという極小生物はRNAから できているとユウカラ、遺伝子も生き物といえなくもない。 さて、生き物なる遺伝子一個が死んでも細胞は生きてル。生き物なる細胞 一個が死んでもボルボックスは生きてル。生き物なるボルボックス一個が死 んでもボルボ君は立派に生きてるジャオヘンカ。更にいうなら、そのボルボ 君が池に住んドッタとすれば、その池は藻や水スマシやフナなどの生き物た ちがイッパイ有機的に集まって生態系(これも見方によっては一匹の生き物 ――ミニガイア君と呼びましょう。)を構成してるわけヤカラ、生き物なる ボルボ君一匹が死んでもミニガイア君は平然と命を保っているわけですヤン カ。 こうみてくると、「生き物の死」といっても様々な階層が考えられること がおわかりデッシャロヨ。 トコロガ・・・・ところが「人間」という生き物は、ナマジ心という ケッタイナものを持ってるもんやサカイ話がヤヤコシュウなりますンヤ。 人間のカラダは何十兆もの細胞により構成されているそうでオマッセ。日 々何百万個か何千万個かシリマヘンけど莫大な数の細胞が生成されまた死滅 しておるそうデッセ。つまり日々私たちは部分的には「入れ替わってオル」 のでアリマス。それでも私たちは生きてますワナア。脳の構成分子を含め全 身スックリ入れ替わってしまうのに何か月、何年かかるか知ランケド、だか らといって他人になってしまったり、死ぬことはオマヘンワナア。 思えばこれはキワメテヒジョウニタイヘンスコブルメチャクチャモノスゴ ウ不思議なことどっせ。 |
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ジブンハイッタイナニモンヤロカ? |
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このとてつもない謎に関しましては、拙作寓話 ”アイントン博士の大発明” にて フカ〜ク深く掘り下げケンキューいたしておりますれは、ぜひゴ拝読たまわりたい。 |
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この「階層」の考え方を地球規模に拡張すればドナイナコトニナリマッシ |
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宇宙最悪の生き物 |
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といえるのかもシレマヘンナア。 |
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アッたったいま思いついタンヤケド、もしかしてモシカシテ人類は!? 宇宙には地球のような命に溢れた星がゴマンとあり、それらが「宇宙大生 命体」を構成しているとして、その「宇宙大生命体」を存続させるためガイ アといえども死んでもらわなくちゃならない。だからガイアという「細胞」 を殺すための「自殺指令書」の役割を担っているのが人類!! 万一にもそうであるなら、人類を”癌”などと呼ぶのはヤメテオカナイト ネ。宇宙大生命体にはナクチャナラナイとっても大切な存在なんかもシレヘ ンカラネ、人類は。(ケドマアこんな考えこそ馬鹿バカしいにもほどがある 「大いなる妄想」デッシャロヨ。) 終りに、"死の階層構造"につきまして今一度オサライしておきマショウ。 |
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細胞死すとも人死なず。人死すとも人類死なず。 人類死すともガイア死なず。 ガイア死すとも宇宙大生命体死なず。 細胞死して人生かす。人死して人類生かす。 人類死してガイア生かす。 ガイア死して宇宙大生命体生かす。 |
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次号に続く |
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