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価値観について



 本日は砂漠の砂粒ほどもある"
価値観"というものについて所見を申し述べたく存
じますので、
ミミノアカカツポジイテヨオクキクンダゾ、カノクリス、
オツトイイソコナイ、カシコイクリスオジヨウサマ。


 世の中いろいろです。録音機肌身離さず
オナラの音を収集するのを生きがいにし
ている奇人もいるそうでっせ。でもそれはまだマシなホウ。
ナント何と昔のボット
ン便所に首だけ出して身を潜め若い女性のウンコ排泄を待ち構え

   

という
オソルベキヤカラも実在するそうでありますからシテ、勝手好き好き趣味習慣
アトハオシテシルベシデス。

 お姉様は
夢の花園作り。オイドンはお姉様のお声きくこと。チビはいまキ−ボ−
ド叩くことに夢中
。すなわち生きがい。すなわちその人なりの"価値観"なのでアリ
マス。"趣味"といってもイイカナ?。

私メは実はこの肩肘張ったシカメツラシイ言葉"価値観"なるものと、とっても親
 
しみやすくワカリヤスイ言葉である"趣味"なるものとがドコガドウ違うのか判然
 
イタサナイのでありますが、この際マア深くは詮索しないでおきましよう。

そもそも"価値観"なるものは人間様特有の概念といえましょう。まさかゴリラが
 
「愛は崇高ナリ。」などとは考えないでしょうからネ。


 
芸術至上主義者もいれば、恋愛至上主義者もいる。拝金主義者性器崇拝者もい
る。
右派もいれば左派もいる。可愛そうにと捨て犬捨て猫助け集め自分の食い扶持
削ってまで面倒みている
心優しき御仁もいらっしゃるかと思えば、宗教(イカサマ
にキマッテル)に私財投ずる
イカレタヤカラもオリマス。命賭して断崖絶壁ヨジノ
ボル
冒険野郎いるかと思えば、ギネスに挑戦と飲まず食わずの長時間記録に命カケ
馬鹿もいる。埋蔵金探しに家族泣かしてるフトドキモノもいらっしゃれば、ネッ
シーや雪男、
ツチノコ(この前坊やがお姉様の体内で遭遇したヤツ。)発見に情念
燃やす
オメデタイカタガタもオワシマス。お乳にシリコン埋める脳なし女。耳に
ピアスの
キショクワルイオッサンオカマレスビアン、サド、マゾ女性下着専
門泥棒
。(そういえば男ものの下着泥棒ってイタ?)・・・マアイルコトイルコト。

 イッパイタクサンギョウサンヤマモリモノスゴクイレバイルモノ

 手足の腐落なんのその、修業の権化面壁九年の
ダルマサマもいれば、飢え死にす
るほど
ハラペコなのに枕元のオムスビ面倒くさがって食べようとしないものぐさ太郎
もいる。拙者みたいなノタレジニ寸前の貧民救済を神の使命とした
マザーテレサ
るかと思えば、
ゲルマン民族の純血守れのラッパ高らかにユダヤ撲滅に走ったヒトラー
もいる。

 "
宗教戦争"が存在するというこの
驚異的現実! 「タガイニタスケアイマショウ
ネ。イタワリアイマショウネ。」
という愛なる神様のシモベどうしが殺し合うので
アリマスヨ。信じられます、おネエチャン。互いに相手を罵り憎み蔑み己の身勝手
極まる正義感に燃えながら。形の上は"価値観"のぶつけ合い。絶えざる国家間の紛
争戦争も全く同じ。

 景気浮揚の大合唱のなか、その具体策めぐり口角泡なして論争に明け暮れる政治
家や経済学者どもの不協和音。互いの価値観の妥協なきぶつけ合いです。

 こうしてミてくると

正統思想とは自分の思想のことであり

異端思想とは他人の思想のことである。

 というチェスタトンのご託宣ほど真相エグッタ至言は他に絶無と思われます。


 こんなにタクサンイッパイある"
価値観"を一々論じていては宇宙の寿命尽きても
もなおシャベッテいなければなりません。でありますからシテ、ここは思いきって
スッパリと十把ヒトカラゲ、いや万把、いや億把ヒトカラゲにカッコでくくってし
まいましょう。つまり例えていえば、夜空の星ヒトツヒトツに名前をつける(意味
づけする)のではなく"
星々"とたった一言で代用いたそうと思うのであります。


 このカッコで括りつけた人間様特有の"価値観"の上に私メは更に「価値の次元」を
積み上げたいとオモウワケデアリマス。全部で四次元の「
価値レベル」。上へいく
ほど高レベル。つまり
人間界は最低レベルということ。

 
エッ!でもボーヤちょっとマッテ、アナタのいうこと矛盾してない?。さっき確
価値観なるものは人間だけが持っていると言ったんジャナカッタ?。ゴリラは持
ってないってイッテタワヨネ。オカシイジャナイ?人間離れて価値観なんかどこに
あるッテユウノヨ。


 ところがドッコイ
オオアリナンデゴザルヨ、オネエサマ。次にその上位三レベル
について解説いたす所存です。まずは第二レベルから。(下から二番目)






フウテンの寅さんの有名なセリフ知ってるでしょう、お姉様。




 私メがこれからオソレオオクモお姉様にご講義申し上げんと張り切っております
のは、まさに
「ソレヲイッチャアオシメイ」のことなのであります。景気浮揚の大合
唱に抗して「景気を後退させるベキダァ!」と叫ぶようなことなのです。世間様を皆
敵にマワスようなことなのであります。世間様から袋叩されてしまうようなコトナ
デア
リマス。

 さてソレデハ
人間離れた価値観っていったい何なんでザンショ?。それがどうし
て人間にカンケイオオアリなんでゴザイマショウ?

 お姉様、ここでガードレールもない断崖絶壁のデコボコ山道を一台の大型バスが
走っているところを脳裏に浮かべてくださいマセ。乗客は超一流ばかり。

 
キリスト孔子ソクラテスヒポクラテスペスタロッチナイチンゲール
ダヴィンチ
ベートーヴェンゴッホロダンゲーテドストエフスキーニュ
ートン
アインンシュタインジャンヌダルクナポレオン”人民はジンミンノ”
リンカーンや無抵抗ガンジーまで乗っている。(アレお釈迦様の姿が見えないゾ。)
いずれ劣らぬ人類の代表選手。"価値"を絵に描いたような
ソウソウタルメンバーです。
 
 「
両雄並び立たず」どころではない、これだけの面々がヒトツヤネに集まればモ
ウ収拾つきません。あちこちで論争まだしも、つかみ合いの大喧嘩も頻発いたして
おります。互いに己の価値観譲るわけありませんから必然のなりゆきです。





 彼らには何一つ共通項はなさそうにみえます。でもたった一つだけカッコでクク
リだせる共通因子をミンナ持っておるのですヨ。何だと思いますお姉様?。ソウ

人間中心
という因子でゴザイマス。

 自然界という大型バスは、曲がりくねって危険極まる山道でも、放っておけば崖
から転落もせず無事走り抜けることでありましょうに
(何せ生命を創り出したほど
の賢明優秀な大自然)
「ハンドルサバキはまかせろ」とばかり頭脳明晰優秀極まる
乗客どもが皆手を差し出してハンドルにサワロウとするものですから危ないったら
アリャシマセン。その上ほとんど誰もが
スピード狂(人類の迅速な進歩発展)とき
ておりますので始末が悪い。ただでさえ危険な山道を
皆がアクセル踏もうとする
ですから、もう何をかイワンヤです。

アブナイ

あぶない

危ない

アぶナい!








 谷底真っ逆さまに墜落、人類否地球自然界壊滅破滅消滅ということにでもなって
ごらんなさい、

人間様価値観なんて一切ないほうがよかった


との結論に達さざるを得ないジャアリマセンカ。ゴランアレ、お姉様。現に冷戦終
結といいながら今なお地球を何度も滅亡させる核兵器が貯蔵されているということ
でゴザイマスヨ。
世界一のノータリン権力者ブ○シュ君が近ごろ言い出してマスネ。
ABMとかいってミサイル防衛網を整備するんだとか。

 いやそれ以上に怖いのは、人間様の貪欲極まる食欲と吐き出す毒素で自然界が徐
々に
蝕まれていることでアリマス。”
獅子身中の虫”が獅子の体を食い尽くせば獅
子は
にます。つまりはヨルベナクナッタ虫(人類)も滅びざるを得ないのは明白
でアリマス。違いまっしゃろか、おねえさん。


 斯くの如く思考を巡らせてマイリマスト、


人類は地球生命圏・ガイアの体内に発生した


という極めてナサケナ〜〜イ結論に達さざるを得ないのでありますヨ、お姉様。



 デアリマスカラシテ、

人間価値観とはその一切が否定さるべきもの
(ただし人間活動を抑える思想は除く。例えばお釈迦様とか老子。)

と私メは確信いたしておるのでアリマス。それが優れたもの(人類の繁栄を促進、
つまりは癌細胞の増殖を促進)
であればあるほどガイアは早死にしてしまいます。
ついでに人類も早死に。


 斯くして、人間を離れた価値観、すなわち
大自然、地球生命圏・ガイアを中心に
据えた"価値観"は、
人類の生死という大問題に大きく関ってくるわけでゴザイます。


 
ソレヲイッチャァオシメイヨォ”とはこういう意味なのヨ。わかってくれる、
お姉ちゃん。何せ世間様の価値観とは「
相撲とる土俵」が違うわけでありますから
して、お話が全然通じないのでゴザイマス。まさに「
ソレヲイッチャァオシメイ

のことバッカリ私メはイッショウケンメイムチュウニマジメニシンケンニ思索考察
研究探索し、カナイッコナイ世間様を敵にまわしておるものですからタチが悪い。
救い難い。


 お姉様には今一度私メから
星川さんへの手紙を読み返していただきたく願うもの
でアリマス。







 次にガイア中心の価値観を超えるレベルとして私メが設定しておりますのが何か
をご説明申しアゲマス。つまり下から数えて
三段目の次元についてです。

 賢明なるお姉様におかれましてはもう既にお気づきかもしれません。
 それが何であるかを、ガイアが被告席に引っ張り出された「天国の裁判」で私メ
は既にお姉様には明らかにイタシテおります。

 
すべてを知りすべてを赦し生きとし生けるものすべての苦を汲みあげかつ至高の美

を与えてくれる
女神様から見た価値の世界であります。<ガイアの敵・人類>さえも
赦さ
れ美化され大いなる愛の衣に包まれる世界であります。


親鸞サマのお言葉に倣えば、

(いや「人間なおもて成仏す。いわんや虫一匹をや。」というべきなのかな?)

という万神を超えた癒しの赦しの救いの美の憐れみの真実の世界であります。


という女神さまの境地であります。(↑をクリック)
なおこちら女神さまのお姿を拝せます。






というケンケンガクガガクのレベルははるか下界であります。








 では最後にいよいよ
四段階の最上位にワガハイが位置づけている次元の価値観に
ついての講座に入らせていただきます。

 アッお姉様、
「モウウンザリよ。」などとおっしゃらず、いましばらくご辛抱願
います。この講義は時間をとりません。ジキニスグタチマチ終りますからネ。

 実はこの最高レベルの"
価値観"の世界には、矛盾するようですが"価値"など全く
アリャシナイノデ
ゴザイマス。それは"宇宙の実相"ともいうべき次元でありまして、
これについても既に私メ、お姉様にはお伝えいたしております。「天上天下唯我独尊
にて。



真も偽も賢も愚も美も醜も歓も苦もアリトアラユル価値が

完璧に存在しない世界








なのでゴザイマス。

色即是空 空即是色とはこういう意味なのかな?






 お姉様、これで本日の講義終了といたします。お疲れさまでした。我輩の遠大な
る世界観「
価値のヨンダンカイレベル」についてご理解いただたけアリマショウヤ。
ここでちょっとだけ復習整理してみます?

 
「いえもうケッコウヨ。」ですと! 無理にとは申しません。



以上でゴザイマス失礼をばイタシマシタ


 ナニッ!タイクツダッタ、オモシロクナカッタ、ウンザリシタダト!
ナニヌカシヤガルクリスノクソタレノウタリンドアホメガ!
オウフクビンタクラワスゾ。ヤットコデオシリノニクヒキチギッテヤルゾ。
クち○るドコロカ○れもウ
ッテヤルゾ!!





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